苦節10年、不合格した回数は6回。
こんにちわ、当ブログを訪問してくださりありがとうございます。
私のUSCPA(米国公認会計士)の勉強は、米国の会計大学院を2000年代後半に卒業したころからはじまります。
全科目合格まで、
苦節10年、不合格した回数は6回。
USCPA予備校のウェブサイトや個人ブログでは「半年で一発合格!」、「MBA在学中にちょろっと勉強してゲット!」といった魅力的なストーリーが多いです。
そんな中私のスペックでブログを書くひとはあまりいないでしょう。
私だからこそお伝えできるUSCPA受験のほんとうのツラさ、試験攻略のコツ、全科目合格を勝ち取るキモ。
当ブログを開設した理由は、私が感じた「ああ、USCPA受験ってこういうことなんだ」を伝えたいからです。
USCPA受験とは
- 勉強をつづけることで必ず全科目合格が達成できる
- 全科目合格を達成して自分に自信がもてる
- 人生が好転してく
USCPA受験の遍歴
私の受験遍歴をまとめてみました。
2000年代後半に米国の会計大学院に入学し、2020年に全科目合格を果たすまでの歴史です。
USCPA挑戦の歴史
- 2008年 米国会計大学院ではじめてUSGAAP(米国会計基準)に触れる
- 2009年 本格的にUSCPAの勉強をスタート
- 2011年 初受験(FAR)でボロボロの結果
- 2010~2013年 新卒入社した事業会社で営業職、USCPAのことはほぼ忘れる
- 2014年 会計事務所に転職。USCPAのことを思い出す。2回目の受験にチャレンジ
- 2015年 BEC合格
- 2016年 AUD合格
- 2016年 REGの勉強開始。その時点でBECの期限切れ間近→やる気がゼロに→USCPA受験からフェードアウト
- 2019年 米国税理士(EA)に合格→USCPAもいけるか?→モチベーションが復活。3回目の受験にチャレンジ
- 2019年 REG合格
- 2020年 FAR、BEC、AUD合格
次に合格・不合格の遍歴を紹介します。
こうしてみると二回目の受験チャレンジ(2014~2015年)でだいぶ苦戦しています。
不合格点がいつも73~74点だったので「あともうちょっと!」とモチベーションが続きました。
合格/不合格遍歴
- 2011年11月 FAR不合格
- 2014年5月 BEC不合格
- 2014年7月 AUD不合格
- 2014年12月 BEC不合格
- 2015年1月 AUD不合格
- 2015年3月 BEC合格
- 2015年6月 AUD合格
- 2019年4月 REG合格
- 2020年3月 FAR合格
- 2020年8月 BEC合格
- 2020年8月 AUD不合格
- 2020年12月 AUD合格
さて、この10年の期間にさまざまな教材を使用してきました。
主要どころはすべて経験しました。
そんな私のUSCPA教材の歴史です。
USCPA教材の変遷
- 2010年 Gleim
- 2011年 Becker、TAC
- 2014~2015年 CPA Review for Free、Wiley
- 2019~2020年 Wiley、アビタス
つごう3度の受験チャレンジのなか、使用したUSCPA教材は6つにのぼります。
大学院時代はGleimを使っていました。
大学院卒業後に本格的に1回目の受験をする際は日本に帰国しておりTACのFAR単発講座を受講しました。新宿に通ったのが良い思い出です。
2回目のチャンレジではおもに「CPA Review for Free」という無料教材。
上のUSCPAチャレンジの歴史表で2014~2015年にBECとAUDに狂ったようにチャレンジしています。この時の教材がCPA Review for Freeです。
各科目600~1000問くらい、ほんとうにすべて無料でした。
当時は米国に住んでいたので、BECとAUDにかかったコストはほんとうに受験費用だけ(教材費ゼロ、渡航費ゼロ)でした。
2019年からの最後の受験チャレンジではWileyのTest Bankとアビタスを使いました。
当時はAUD沼にはまり(AUDが合格できない、合格できる気がしない状態)、REG失効まであと1カ月とせまっていました。
焦ったわたしはアビタスにはじめて手を出します。メルカリで購入。
これが功を奏し見事にAUDに合格しました。
この時の経験からわたしはアビタスこそが全科目合格への近道だと確信します。
10年前の自分に言いたいこと
USCPA教材は、アビタス一択。
会計士としてのキャリア
30名程度の会計事務所からキャリアをスタートさせました。
ここでは記帳と税務申告書作成がメインの業務でした。
そこで3年程度の実務経験を積んでBIG4の一角であるPwCに転職できたときは大きな自信になりました。
PwC転職のタイミングで給与も大きくはねあがりました。
PwCでは税理士法人に所属します。
その後5名程度の小さな会計事務所を経て、現在の200名の中堅会計事務所に転職します。
転職の間に給与は常に右肩あがりをしており感謝です。
英語スペック
米国の大学と大学院を卒業、米国での実務経験があるので、それなりの英語力があります。
大学院卒業時点で受けたTOEICが920点だったので、実務経験を経た現在はそれ以上だと思います。
米国の大学に進学する前に受けたTOEICはちょうど500点でした。
米国の大学で1年終えて800点。
このことからTOEIC対策には米国留学が一番と思っています。
米国会計大学院
米国の会計大学院を卒業しています。
日本の会計大学院と同じく公認会計士試験合格を目指した学生があつまるプログラムです。
学部時代に履修した科目によりますが、おおむね1年でみんな卒業していきます。
私は学部時代の履修状況では足りず1年以上かかりました。
会計大学院時代は中々ともだちができなかった思い出。
というのも半分以上は働きながら勉強しているので、学部のように授業おわって飯いこーぜ、という雰囲気ではない。
そもそもほとんどの授業が夕方以降の開講でした。
今思い返すとわたしの下積み時代でしたね。
このブログを通して伝えたいこと
USCPA受験は勉強をつづけることで必ず全科目合格を達成できます。
わたしは10年間、自分とUSCPA受験の決着をいつかつけなければいけない、と思っていました。
必ず全科目合格してやる、でもできるのか?という決意と不安が入りまざった10年でした。
USCPA受験とは、AICPA(USCPA試験を管轄する組織)が作成した問題との闘いというより、自分との闘いです。
こうした状況にわたしは打ち勝ったわけですが、するとどうなるか?
自信がもてます。
自尊心、自己肯定感、成功体験。
全科目合格という結果より、その結果で得たこうしたマインドがわたしの人生の財産です。
USCPA受験にチャレンジし、目標を達成できて本当に良かった。
あなたでも必ず己(おのれ)に勝てる、ということを当ブログでは伝えていきます。
当ブログはあなたが勝てるまで応援します。
USCPA受験という長いマラソンをつづけるには、受験生が知っていなければいけないポイントがある。勝ち方にはコツがある。
USCPA受験を成功させるための情報を発信していきます。